[原子力産業新聞] 2013年11月14日 第2695号 ＜4面＞

累計で３万台のＣＴ装置を販売　東芝メディカル

東芝メディカルシステムズは８日、同社のＣＴ装置生産累計３万台を達成したことを発表した。同社は１９７８年に国産初の全身用ＣＴ装置を開発して以来、世界中の医療施設との共同研究をもとに、数々の日本発の最新技術を開発し、日本国内はもとより世界各地の医療施設にＣＴを販売してきた。

ＣＴの生産台数は２０１１年１月の累計２万５０００台以降、２年１０か月で５０００台の生産を達成したことになる。これは、同社が２０１１年１２月に発表し、全機種に標準搭載した最新被ばく低減技術「ＡＩＤＲ　３Ｄ」の臨床的有用性が評価された結果。記念すべき３万台目のＣＴは、同社の主力ラインナップであるアクイリオン ワンシリーズのＣＴ装置で、愛知県の医療施設に納入の予定だ。

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