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「規制委の評価真摯に」 廣瀬東電社長 柏崎刈羽の審査開始で参議院の原子力問題特別委員会(藤井基之委員長〈自由民主党〉)は20日、規制委員会による審査が開始しつつある東京電力の柏崎刈羽発電所の安全対策などについて、同社の廣瀬直己社長らに対し質疑を行った。 柏崎刈羽再稼働について、民主党議員より、安全優先の考えから、「事業計画とは切り離すべきでは」との質問があったのに対し、廣瀬社長は、火力に頼ることで料金の値上げ幅が大きくなるなど、低廉な電力供給への影響を述べた上で、安全最優先を肝に銘じ、「独りよがりではなく」規制委員会による評価を真摯に受ける考えを示した。 この他、福島第一発電所で18日より開始された4号機使用済み燃料プールからの燃料体取り出し作業についても質疑応答が行われた。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |