福一の廃炉進捗状況をまとめ エネ庁

資源エネルギー庁は11月28日、福島第一原子力発電所事故炉廃止措置の進捗状況を発表した。同月18日より4号機で始まった使用済み燃料プールからの燃料取り出しについては、今後、3号機での作業開始に向け、12月上旬より、プール内のがれき撤去に入る予定。3号機使用済み燃料プール内には、計566体(使用済み燃料514体、新燃料52体)が保管されているが、燃料取り出しの支障となる大型がれきを原子炉建屋カバーの設置前に600tクレーンを用いて撤去する。その際、カメラによる確実な把持状況の確認、必要に応じクローラークレーンを増強するなど、落下防止対策を図ることとしている。


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