規制庁現地調査に原電コメント 敦賀破砕帯

原子力規制庁は11月26、27日、日本原子力発電敦賀発電所敷地内の破砕帯に関する現地確認を実施した。同社が7月に規制委員会の破砕帯に関する検討会合に追加調査結果を報告したのを受け行われたもの。

調査では、5月に規制委員会が「耐震設計上考慮する活断層」との評価結果を示した2号機原子炉建屋直下を通る「D―1破砕帯」を中心に、トレンチ、ボーリングコアの現場を確認するなどした。

原電は、今回の現地確認を受け、今後の審議に当たり、事務局だけでなく専門家による現地調査も実施し、具体的な判断基準をあらかじめ明確にし根拠を示して評価することなどを求めるコメントを発表した。


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