【2013年の原子力界の主な動き】

▽福島第一原子力発電所事故炉からの汚染水の海洋流出が問題に。海外からも懸念が。政府挙げて、根本的解決を図るべく重層対策強化へ。

▽エネルギー政策が集中議論、原子力「重要なベース電源」との位置付け。最終処分問題も「国が前面に立って」推進。

▽新規制基準が施行。電力からの申請受け、計14基が適合性確認の審査中(12月18日現在)。

▽規制委による敷地内破砕帯調査。敦賀2号原子炉建屋直下に「活断層」の判断。継続審議へ。

▽関西電力大飯3、4号機が定検入りし、国内稼働原子力発電、再びゼロに。

▽安倍首相中東訪問で、UAE、トルコとの原子力協定が署名される。サウジとも協議開始へ。

▽「国際廃炉研究開発機構」が設立。

▽政府、除染廃棄物の中間貯蔵施設受入れを福島県に要請。

▽米国で30年ぶりのコンクリート打設がV.C.サマー2、3号機、ボーグル3、4号機で実施。

▽英国政府、ヒンクリーポイントC建設計画に初の開発合意書を発給し、発電電力の買取価格でEDFグループと合意。

▽ヨルダンの原子力導入計画で露製PWRの導入が決定。

▽ベラルーシの原子力導入計画で露製の初号機が本格着工。

▽独政府、最終処分場計画でゴアレーベン立地を白紙撤回。

▽米控訴裁がユッカ計画で規制委に審査の再開を命令。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで