【年表】2013 わが国と世界の原子力界主な動き
〈1月〉安倍新政権下 エネ政策見直しへ
▽11日 天野IAEA局長が都内で会見、原子力「長期的視野で」
▽16日 経産相、福島第一で作業員ら激励
▽20日 中部電力浜岡津波対策発表、防波壁22mに
▽23日 技術同友会が過酷事故対策で提言▽井戸川双葉町長が辞任
▽24日 青森県知事、経産相に核燃サイクルの位置付けを再確認
▽28日 規制委有識者会合が敦賀2直下に「活断層の可能性大」との報告書▽衆院に原子力特別委設置
▽30日 経産相と電事連がエネ政策で懇談
▽31日 安倍首相がエネ戦略、排出削減目標の見直し指示▽全原協が政府に原発長期停止影響他で要請
海外 米エネ省が廃棄物処分で戦略計画公表(11日)、英国サイズウェルB用使用済み燃料貯蔵施設の建設が開始(14日)、アルゼンチンとUAEが原子力協力覚書(14日)、カナダのウラニウム・ワン社がロシアの100%子会社化(14日)、ロシアがバングラデシュの導入計画・準備作業に財政支援(15日)、米フェルミ3の増設計画でCOL審査が進展(18日)、中国の紅沿河1が初臨界達成(18日)、欧州議会が域内原子炉の安全性向上で決議案(24日)、ブルガリアでベレネ原発の是非で国民投票(27日)、フィンランドのオルキルオト4計画に5社が入札提案(31日)
〈2月〉北朝鮮が核実験3Sに危惧
▽4日 環境省、米除染専門家受入れ
▽5日 原電が敦賀破砕帯評価で追加調査実施へ
▽6日 規制委、新基準骨子案まとめ
▽8日 総合エネ調、電力システム改革案まとめ▽政府、福島第一廃炉対策推進会議設置
▽12日 経産相、サウジと原子力協力覚書の意向示す▽政府、北朝鮮核実験で抗議声明
▽18日 規制委有識者会合、東北電力東通で「活断層の可能性」との評価
▽22日 日米首脳会談で原子力エネ協力強化を確認
▽25日 エネ・原子力政策懇が政府に提言
▽26日 原産協会が安全シンポ開催
▽27日 規制委、改定原災指針決定
海外 ベルギー炉の圧力容器ヒビ問題で再稼働に向けた追加試験実施へ(4日)、米クリスタルリバー3の閉鎖が決定(5日)、米TVAがセコヤー原発の運転認可更新を申請(6日)、チェルノブイリ原発でタービン建屋の屋根が一部崩落(12日)、中国の紅沿河1が初併入(17日)、イランがナタンズ濃縮工場に新型遠心機(21日)、GEH社、エネ省サイトでもレーザー濃縮工場建設を検討(22日)、ブルガリア議会でベレネ計画の打ち切りが決定(27日)
〈3月〉エネ基本計画見直し始まる
▽4日 規制委、核セキュリティ専門家会合始動
▽6日 自民・公明、復興加速で緊急提言
▽7日 廃炉対策推進会議が初会合、ロードマップの見直し指示
▽8日 規制委有識者会合、敦賀破砕帯評価でピアレビュー
▽11日 大震災から2年、安倍首相「福島県、目に見える動き」
▽13日 日本・ポーランドが政策対話、原子力協力の方向性他
▽14日 四国電力、伊方3の新基準先取り対策発表
▽15日 総合エネ調、基本計画の見直し開始
▽19日 規制委、新基準の審査方針決定
▽26日 安倍首相、関係閣僚に「責任あるエネ政策構築」を指示
▽27日 原産・産業動向調査が公表「約87%が原発停止長期化の影響」▽岐阜県がヘリカル重水素実験開始に同意
▽28日 東北電力が浪江・小高計画を中止
▽29日 東電、原子力安全改革プランを発表
▽30日 ALPSがホット試験開始
海外 UAEでバラカ3、4号機の建設許可申請(1日)、スイスのミューレベルク原発の閉鎖問題で州政府が対案提示(6日)、米規制委がカルバートクリフス3増設計画にCOLを発給しない裁定下す(11日)、米国で30年ぶりのコンクリート打設がV.C.サマー2計画で実施(11日)、英国政府がヒンクリーポイントC計画に初の開発合意書発給(19日)、米規制委が格納容器ベント問題でフィルターの設置を先送り(19日)、英政府、原子力産業界と共同で原子力の将来戦略策定(26日)、米国のニュースケール社がエネ省のSMR開発支援計画に申請(27日)、スイスのミューレベルク原発が最高裁裁定で運転可能に(28日)、南アの原子力拡大計画にロシアが協力で合意(28日)
〈4月〉福島第一地下貯水槽汚染水漏れ
▽2日 電力システム改革が閣議決定
▽3日 福島第一地下貯水槽から汚染水漏れ
▽8日 衆院原子力特別委が元国会事故調委員を招致し審議開始
▽9日 IAEAの女川調査結果が公表「驚くほど損傷なし」
▽10日 規制委、安全目標で論点整理
▽12日 経産、福島第一汚染水処理対策委設置
▽13日 規制委長、福島第一汚染水状況視察
▽15日 規制委、核燃施設の基準策定検討開始
▽16日 東電、地下貯水槽汚染水の地上移送開始
▽18日 経産・電力検証委、火力増で13年度4兆円のコスト増を予測
▽19日 規制委、稼働中大飯3・4の現状評価開始
▽22日 IAEA廃炉調査団、汚染水「統括的な戦略を」
▽23日 総合エネ調、最終処分の取組見直しの方向示す
▽24日 原産年次大会開催(〜25日)
▽26日 中部電力、南海トラフ踏まえ浜岡の耐震安全性確保と発表
▽30日 安倍首相外遊、UAEとトルコで原子力協定署名、サウジとも協議開始へ(〜5月3日)
海外 トルコがシノップ入札で日仏連合および中国と交渉中と明言(4日)、フィンランドのハンヒキビ計画、中型設計はロシアに交渉権(5日)、カナダとインドが原子力協定実施取り決めに調印(8日)、独政府、最終処分場計画でゴアレーベンを白紙撤回(9日)、英国規制庁がABWRの型式認証審査を開始(9日)、米エネ省がSMR開発支援計画でB&W社と資金調達協力協定書(15日)、ベラルーシの導入計画で露企業が圧力容器等を受注(17日)、ドミニオン社がノースアナ3にESBWRを再採用(25日)
〈5月〉規制委、敦賀に「活断層」評価
▽1日 規制委、福島第一事故分析検討会始動
▽7日 三菱重工、「ATMEA1」採用前提にトルコ・シノッププロジェクトの取組加速へ
▽13日 安倍首相、参院予算委で原発新増設「腰を据えて検討」▽原燃・東北電・燃料貯蔵・東電、下北東部沖断層の地質構造調査へ
▽14日 東北電力、女川防潮堤海抜29mにかさ上げへ
▽15日 東電、原子力安全監視室を設置▽規制委、「もんじゅ」機器未点検問題で改善求める
▽16日 福島県、汚染水対策で政府に要望書
▽21日 東北電力が女川安全停止でWANOより功労者賞
▽22日 規制委、敦賀で「活断層」評価結果まとめ
▽23日 IAEA廃炉ミッション報告書が公表、17項目の助言
▽26日 六ヶ所再処理ガラス固化試験完了
▽27日 IAEA緊急時対応研修センターが福島に開設
▽28日 原災警戒区域が全て解除
▽29日 日印首脳会談、原子力協定協議加速を確認▽J―PARCで放射性物質漏えい、被ばく者発生
▽30日 汚染水処理対策委が抜本対策まとめ▽規制委、「もんじゅ」に点検不備で運転禁止命令
海外 米デューク社、シアロン増設計画のCOL審査一時保留を申請(2日)、インドの最高裁がクダンクラム原発の起動を認める判決(6日)、米ドミニオン社が予定通りキウォーニ原発を閉鎖(7日)、仏国で廃棄物最終処分場建設に関する公開討論がスタート(15日)、ベルギー規制当局、ドール3とチアンジュ2の運転再開を承認(17日)、スペインのニュクレノール社、ガローニャ原発の運転認可延長を求め省令の一部取り消しを要請(17日)、スウェーデンのバッテンフォール社、既存炉で最大60年の稼働を念頭に改修工事へ(22日)、オランダ政府がウレンコ社株売却の意向を表明(23日)、UAEがバラカ2でコンクリート打設(28日)、UNSCEARが「福島事故は住民の健康に影響なし」と報告書(31日)
お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで
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