原産セミナーを開催 東京と大阪で説明会 原産協会 学生の前向きな声も

2015年卒業予定の学生を主な対象とした合同企業説明会「原子力産業セミナー2015」が12月22日に大阪で、1月12日に東京で開催された。(写真左は東京会場、写真下は大阪会場)大阪では15、東京では22の企業・機関がブースを設け、学生たちに仕事内容などの説明を行った。福島第一原子力発電所の事故以降来場学生数の落ち込みが目立っていたが、両会場合わせて420人の学生が来場し、昨年の388名から微増する結果となった。

会場では、原子力産業理解のための講演会も開催され、多くの学生たちが、大学教授によるエネルギー問題についての解説や出展企業・機関の若手による体験談などに耳を傾けていた。

また、エネルギーや放射線に関するポスターなどの原子力・放射線理解を深める展示も行われた。

来場した学生たちからは、「原子力に特化した話をまとめて聞くことができ、有意義だった」、「社会人になったら福島の復興に貢献したい」など原子力業界に対する前向きな声が聞かれた。企業からは、「説明会では立ち見が出るほどだった」、「学生が来てくれるか心配していたが杞憂だった」と意欲ある学生の採用を望む様子が見られた。


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