地上タンク増設加速化へ 福島第一

東京電力は20日、福島第一原子力発電所の汚染水を保管する地上タンクの増設ペースを今年7月以降、従来の毎月最大1万5千トン分から約4万トン分に増やすことなどを盛り込んだ新たな工程表を発表した。

これまでタンクは原発敷地内に部材を運んで現地で組み立ててきたが、遠隔地で造ったタンクを二船団で海上輸送することで増設ペースを速めることが可能という。

新たに設置するタンクは、すべて溶接型を予定、フランジ型タンクで漏えいなどがみられており、新型タンク増設を急ぐ方針。


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