[原子力産業新聞] 2014年1月30日 第2704号 ＜2面＞

ドキュメンタリー無料配信も　映画情報

東京・渋谷のミニシアター「アップリンク」は２２日より、ウェブサイト（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｕｐｌｉｎｋ．ｃｏ．ｊｐ／）で、高レベル放射性廃棄物問題を中心に、原子力・エネルギー問題について考えさせるドキュメンタリー映画「１０万年後の安全」（０９年、デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イタリア）の本編吹き替え版全編を、ＹｏｕＴｕｂｅで無料配信している。本作品は、原子力事故発生後間もない１１年４月より、同劇場始め、国内各地で上映され話題となった。「アップリンク」では、２月９日に投票が行われる東京都知事選挙で、原子力問題も争点となっていることを受けて、投票翌日の同月１０日正午まで、無料配信を行うこととした。

この３月、ビキニ水爆実験による第五福竜丸被ばくから６０年を迎えるのを契機に、南海放送・テレビ記者の８年間にわたる取材を通じ、事件の実態・本質に迫るドキュメンタリー映画「〜放射線を浴びた〜Ｘ年後」（１２年、南海放送）を上映するイベントが各地で予定されている。日程等は、映画公式サイト（ｈｔｔｐ：／／ｘ３１１．ｉｎｆｏ／）を参照。

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