島根1号機、問題なし 高経年炉初の判断 規制委、管理状況など確認

原子力規制委員会は26日、3月に運転開始から40年を経過する中国電力島根1号機について、原子炉停止を前提とした機器の劣化状況の評価結果と、今後の管理方針を検討し、問題ないと判断して、中国電力の申請を認可することを決めた。規制委として運転40年超の高経年炉に関する判断は初めて。ただ運転の再開には、新規制基準への適合性の審査等を経ることが必要。

規制委は、これまでに、原子炉の劣化や配管の割れの進展状況など耐震安全の面も含め、現状の管理で問題ないことを確認し、今回の判断に至った。


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