地下水バイパス計画を容認 福島県漁連

福島県漁連は25日、いわき市で組合長会を開き、東京電力が福島第一原子力発電所で汚染水対策として実施する計画の地下水バイパスについて容認することを決めた。福島県漁連は受け入れにあたって、東電と国に対し、排出する地下水に含まれる放射性物質濃度の基準順守や風評被害対策などについて要望を行った。

地下水バイパス計画は、原子炉建屋に流れ込む前の汚染されていない地下水をくみ上げ海に放出するもの。1日当たり400トンの地下水が原子炉建屋に流れ込んでいるが、流れ込む手前に12本の井戸を設置して地下水をくみ上げ、放射性物質が目標値以下と確認し海に放出する。


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