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「がれきに花を咲かせよう」 被災地の高校美術部 規制委に作品贈呈東日本大震災で発生したがれきに花を描き復興を願う「がれきに花を咲かせようプロジェクト」に取り組む福島県立保原高校美術部の生徒たちが24日、仁志田昇司・伊達市長とともに、原子力規制委員会を訪れ、田中俊一委員長に作品を贈呈した(=写真)。 震災発生から間もない11年4月に立ち上がった同プロジェクトでは、これまで、東京電力作業員への応援絵手紙贈呈、仮設住宅での壁画制作、都内での展示会開催など、積極的に活動を行っている。 作品贈呈に際し、美術部顧問の番匠あつみ教諭は、震災で校舎が損壊し混乱した状況の中、「美術という表現活動を通じて気持ちが前向きになるよう始めた」として、プロジェクトを通じた復興・再生への願いを述べた。伊達市の除染アドバイザーを務めた経験のある田中委員長は、生徒たちから作品を喜んで受け取った後、風評払拭のためにも、放射線に対する正しい知識を身に付けるよう「若い人たちに是非よく勉強して欲しい」などと激励した。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |