廃炉にむけ「一丸となって取組みを」 原産理事長コメント

日本原子力産業協会の服部拓也理事長は7日、東京電力の「福島第一廃炉推進カンパニー」の発足を受け、今後長期にわたる廃炉作業に向けてのコメントを発表した。コメントのなかで、服部理事長は、汚染水問題や溶融デブリの取り出しなどの諸課題に対応する体制が明確化されたことを評価した上で、(1)作業環境の改善と現場最優先の徹底(2)関係機関の連携と支援の強化(3)世界の叡智の結集(4)透明性の確保(5)人材の育成――を指摘し、カンパニーを中心に関係機関がそれぞれの役割を果たし、廃炉作業の完遂に一丸となって取り組むよう求めた。


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