[原子力産業新聞] 2014年4月10日 第2714号 ＜2面＞

委員長「国民の理解を」　原子力委員会　新たな陣容でスタート

新たに就任した原子力委員が揃って初めてとなる委員会定例会議が８日、開催され、岡芳明委員長は、委員長代理に阿部信泰委員を指名した。

初会合では、原子力委員会委員の倫理等に係る行動規範について、委員会決定を行った。同規範は、国家公務員倫理法を一部準用し、「国民の疑惑・不信を招くことなく職務を遂行する」としたほか、株式等の取引自粛、原子力事業者等からの寄附受領の禁止などについて定めている。

会議終了後、新委員らは記者会見（＝写真、左から、阿部委員長代理、岡委員長、中西委員）を行い、岡委員長は、透明性を確保して国民の理解を得ながら、原子力政策を検討していきたいなどと抱負を語った。

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