ヘリカル、9400万度Cを達成 核融合科学研

核融合科学研究所は3月31日、大型ヘリカル装置(LHD)で、イオン温度9400万℃を達成し、最終目標値の1億2000万℃に迫る成果を上げたことを発表した。

LHDでは、核融合を目指した超高温プラズマの実験研究を進めており、13年度は、イオン温度で12年度に記録された8500万℃を超える9400万℃を達成したほか、定常運転についても1200kWの加熱電力で約48分間保持に成功した。

定常運転は、3000kWで1時間が最終目標値で、これらの成果から、核融合炉設計条件に一歩前進したものといえる。


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