サイクル推進明記「大きな意義」 MOX工場、1年延期

日本原燃の川井吉彦社長は11日、閣議決定された新しいエネルギー基本計画で核燃料サイクルの推進が明記されたことについて、「ウラン資源の有効利用の観点からサイクル政策は極めて重要であり、推進と位置付けられたことは大きな意義がある」とのコメントを発表した。

また同社は11日、青森県六ヶ所村に建設中のプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料工場の完成時期を2017年10月とする計画を公表した。

これまでは、16年3月の完成を目指していたが、東日本大震災後の工事中断を受けて1年延期するもの。


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