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被爆地への訪問呼びかけ NPDI外相会合 広島で開催核軍縮・不拡散の取組に関して外相レベルで議論するNPDI会合が11、12日、広島で開かれ、世界の政治指導者たちに「非人道的な結末を自身の目で確かめる」ため、広島・長崎を訪問するよう呼びかけるとともに、15年のNPT運用検討を見据え、すべての種類の核兵器の体系的かつ継続的削減、究極的な廃絶に向けた多国間交渉などを盛り込んだ「広島宣言」を採択した。NPDI会合の日本開催は初めてのこと。 各国からの出席者は、慰霊碑参拝・献花、平和記念資料館の視察、被爆者体験の聴講を行い、「核兵器のない世界」に向けたコミットメントを新たにし会合に臨んだ。冒頭、自身も広島出身である岸田文雄外相は、被爆の実相に直接触れたもらった意義を述べた上で、「結束させる」、「広げていく」、「深めていく」ことを掲げ、核兵器がもたらす非人道性について、普遍的かつ開かれた議論を進める重要性を訴えかけた。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |