現地調査受け論点整理 規制委 敦賀活断層評価を再開

日本原子力発電敦賀発電所敷地内の活断層問題について調査する原子力規制委員会の有識者評価会合が、14日開かれ、1月に実施した現地調査結果、他の発電所評価に係る有識者によるピアレビュー・コメントなどを整理した。

規制委員会は13年5月、敦賀発電所2号炉原子炉建屋直下を通るD―1破砕帯について、「耐震設計上考慮する活断層」との評価結果を示し、これを受け、原電は、追加調査をまとめ、海外レビューを行ったほか、同委に対し幾度も、再検討、情報開示を求めてきた。

原電は、評価会合で、幅広い分野の専門家も交えて、科学的、技術的な議論を十分に行い、具体的根拠を示した上で、納得できる結論が示されることなどを求め、会合後、「真摯に会社を挙げて全力で対応していきたい」とのコメントを発表した。


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