最新技術搭載のPET−CT発売 東芝メディカル

東芝メディカルシステムズは11日、PET装置(陽電子放射断層撮影装置)とCT装置(コンピュータ断層撮影装置)を一体化したPET−CTシステム「東芝スキャナ Celesteion(セレスティオン)」を国内で販売開始したことを発表した。

このセレスティオンは、近年PETの画質を向上させるTOF(Time of Flight)技術やCT被ばく低減技術などの最先端技術を搭載しており、がんの診断を主とする臨床で求められるPET−CTシステムとして、最新鋭の性能を有している。被ばく低減には東芝独自の技術である「AIDR 3D」を標準で搭載しており、日常の臨床で求められるPET−CTシステムのパフォーマンスを実現している。さらに、CT部が直径90cm、PET部が88cmという、PET−CTシステムとしては最大のガントリ開口径を採用したことによって、患者にとって快適な検査環境と、全身検査に適した広い視野を提供することができる、という。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで