色分け表示のガンマカメラを発売 日立アロカM

日立アロカメディカルは3日、放射線量の高低を色分け表示するガンマカメラ「HGD―E2000」を発売した。放射線量の測定結果と、カメラで撮影した映像を重ね合わせることで、目視で線量を確認できるため、原子力災害被災地の除染活動の効率化につなげることができる。

今回、発売の機種は、福島県内を中心に実際の測定を行い、除染活動に係る人たちからの要望も反映し、操作性の向上、GPS情報への対応などを実現しており、高感度の放射線検知機能を有し、測定対象から離れた場所からの広範囲の測定が可能なため、ホットスポットの探索にも便利だ。

また、専用ソフトのインストールにより、パノラマ測定も可能だ。


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