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貯留タンクの増設計画を報告 規制委に東電東京電力は4日、福島第一原子力発電所事故炉における処理水の貯留タンクを、14年度末に総容量約80万立方mまで増設する計画をまとめ、原子力規制委員会に報告した。これまでの計画より1年前倒しすることとした。 同社の報告によると、14年年3月25日現在、多核種除去設備などで処理された水の貯蔵量約44.6万立方mに対し、タンクの貯蔵容量は約48.6万立方mとなっており、至近の増設計画としては、敷地南側のJ1、J5エリアに、10万6000立方mの溶接型の鋼製円筒型タンクを14年度上旬目途に設置する。 また、14年7月以降、同じくJ2、J3、J4エリアに、25万5100立方m分を増設し、さらに、土地効率の悪い既設Dエリアの構成角型タンクを撤去し、新たに増設する予定となっている。 また、今回の計画では、タンク増設に伴い、地下水流入量や、今後の高性能化・増設も見込んだ多核種除去設備での処理量による処理水の発生量について、水バランス評価を実施している。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |