[第47回原産年次大会] 共同会見

初日セッション終了後、服部拓也理事長他、登壇者らによる共同記者会見が行われた(=写真)。

今大会の基調テーマ「信頼回復に向けた決意」に関連し、服部理事長は、依然として原子力発電の再稼働をネガティブにとらえる意見が多いことをあげた上で、「まだまだ国民に対する説明が不十分」と深刻に受け止め、「大会を通じコミュニケーションを深めるきっかけになれば」などと述べた。

記者団から、今後、日本で法令上、原則廃炉となる運転開始40年を迎える原子力プラントが増えつつあることについて、海外発表者に向けられた問いに対し、開会セッションで、特別講演を行った元米国原子力学会会長のアンドリュー・カダック氏は、米国では約半分のプラントが既に寿命延長を規制当局に申請している現状を述べ、新規建設、経済的に見合うかを、事業者が検討するものなどと応えた。


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