バラカ1で圧力容器を設置 UAE

韓国大統領府は20日、同国が2009年に初めて原子炉受注契約を結んだアラブ首長国連邦(UAE)のバラカ原子力発電所建設計画で、1号機(PWR、140万kW)の圧力容器設置を祝う式典が建設サイトで行われたと発表した。

韓国から朴槿恵大統領や外務、通産資源の両大臣に加えて、主契約者の韓国電力、および同社が率いる企業連合の上級幹部が出席。UAE側からはマンスール・ビン・ザイード副首相兼大統領官房大臣、首長国原子力会社(ENEC)のCEOらが参加し、17年に予定されている同炉の完成を祈念した。

また、同式典に合わせて両国は韓国からの原子力専門家派遣、若手人材の研修プログラム、関連サービス産業育成の3分野で二国間協力の了解覚書を締結。両国の友好関係に新たな1頁が刻まれたと評価している。

同サイトでは後続の2号機も18年に運転開始予定のほか、3、4号機の準備作業が制限付き建設許可に基づいて2月から開始された。


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