NUMO、全国でシンポ展開

原子力発電環境整備機構(NUMO)は16日、31日の仙台市を皮切りに全国の県庁所在地を中心とする30か所に展開する14年度の「地層処分を考える」シンポジウムの開催方針を発表した。

高レベル放射性廃棄物の状況や地層処分事業の現状・課題を説明し、広く理解を求めることを目的とするこのシンポジウムは、13年度末に、大阪市、東京港区、名古屋市の三大都市で開催されているが、14年度は、全国各地に展開し、NUMOの広報・技術担当者の他、地域住民、ジャーナリストらが登壇し討論するほか、毎回100名程度公募する会場参加者との質疑応答を行う。今後の開催予定・申込みについては、NUMOのシンポジウム特設サイト(http://www.numo−caravan.com/)に掲載される。

また、NUMOでは、シンポジウム開催と合わせ、地層処分事業のPR車両「ジオ・ミライ号」の全国中核都市巡回により、理解活動に努めることとしている。


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