適合審査状況踏えて審査の方針 川内1号の高経年化

原子力規制委員会は2日、運転開始から30年を経過する九州電力の川内原子力発電所1号機の高経年化対策について、現在同炉に対し行われている新基準適合性審査の状況を踏まえつつ審査を進めることを了承した。

川内1号機については、13年7月に新基準に係る適合性審査が、同12月には運転30年目の高経年化対策に係る保安規定変更認可がそれぞれ規制委員会に申請され、審査が進められているが、高経年化対策の妥当性を確認するためには、新基準適合のための工事計画確定を要することから、今回の判断となった。


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