タンク、新敷地に10万立米増設へ 福島第一に

東京電力は、福島第一原子力発電所の処理水を貯蔵するタンクの敷地を、新たに4エリア造成し、既存の計画に加え、計約10万立方m分の増設を行う。14日の廃炉・汚染水対策に関する政府の現地調整会議で説明したもの。

同社では、既に、タンク貯蔵容量を14年度末までに約80万立方m増設するとともに、新規設置エリアに約3万立方m分を増設することとしているが、今回の増設は、これに加えて計画するもので、地下水流入対策遅れの不確実性をカバーし、余裕のある浄化計画を構築することとしている。


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