新基準対応 「最大の課題」 原燃社長

日本原燃の工藤健二社長は1日、就任に際し、「当面の最大の課題」として、新規制基準への適合性審査を掲げ、安全性・信頼性の向上につなげるため、着実に対応していく考えを示した。同日、記者団への挨拶で述べたもの。

また、工藤社長は、同社の事業について、「地域の皆様の信頼によって初めて成り立ちうる」とも述べ、原点に立ち返り安全を再確認する機会として、全社をあげ万全の体制で取り組んでいく姿勢を示した。

さらに、新たなエネルギー基本計画における原子力発電の位置付けに言及しながら、「六ヶ所からサイクルの灯を消してはならない」として、現在、原子力規制委員会で新基準適合性審査が進められている六ヶ所再処理工場のしゅん工への意欲を見せた。


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