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福一、防災など重点に 原子力委 来年度研究予算で方針原子力委員会は、29日の定例会議で、2015年度原子力研究、開発及び利用に関する予算要求の基本方針案について決定した。 基本方針は、(1)福島第一原子力発電所周辺地域における取組(オフサイトの取組)(2)東京電力福島第一原子力発電所の廃止措置に向けた中長期的取組(オンサイトの取組)(3)安全文化の確立と原子力発電の活用に必要な取組(4)高レベル放射性廃棄物の最終処分を含む使用済燃料問題の解決に向けた取組(5)原子力研究開発の取組(6)原子力人材の確保・育成の取組(7)国際社会における責任ある一員としての取組――を関係府省が目指すべき重要な政策目標としている。 方針の基本認識として、安全確保の第一義的責任を有する事業者が、原子力発電のリスクを十分小さく維持するためになすべきことを絶えず自らに問い、そのための取組を実施するとともに対話を通じて国民の信頼を得ていくこと、また関係自治体が拡充・強化された原子力災害対策指針に基づき原子力防災対策を整備・充実すると同時に国が必要な支援を講じることが必要だとした。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |