緊急時被ばく限度見直し 規制委 事故収束時の作業員

原子力規制委員会は30日、定例会合で田中俊一委員長からの提案により原子力発電所事故の緊急時に収束作業にあたる作業員の年間被ばく線量限度を見直す検討を行う方針を決めた。

福島第一の事故の際に特例として250mSvに設定された経緯がある。今後、現行の100mSvの被ばく限度では対応できない事故も想定し、線量限度の妥当性等、専門的な議論を行うため規制庁で課題を整理、放射線審議会への諮問も検討する。


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