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可搬型X線応力測定装置開発 リガクX線機器メーカーのリガクは19日、可搬型X線応力測定装置「Smart Site RS」(=写真)を発売した。配管内部で発生する応力腐食割れの検査、大型クランクシャフトの金属疲労検査などの際、対象物を破壊することなく、高精度で測定することが可能なほか、取扱い・持ち運びが簡便なのが特徴。 金属曲げ加工で発生する残留応力のX線測定装置は、これまで大型で、対象物を切断してから測定する必要があったが、このほど発売された「Smart Site RS」は、世界最小・最軽量(幅114mm×奥行248mm×高さ111mm、3kg)と銘打つヘッドユニットにより、内径200mmの配管内部を測定可能にしたほか、対象物が屋外の構造体であっても、その場で測定することができる。また、高感度なピクセル型半導体2次元検出器を採用したことで、一般的な試料で60秒、結晶性の良い試料ならば10秒で高速測定でき、対象物との角度・距離をインジケータに表示することで、直感的な調整も可能なほか、保安機能、無線通信機能も搭載。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |