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責任あるエネ戦略を構築 小渕経産相 初登庁後会見に臨む3日の安倍内閣改造で新任となった小渕優子経済産業大臣は初登庁後、記者会見に臨み、原子力事故対応と福島再生、デフレ脱却を最優先とした成長戦略の推進、責任あるエネルギー戦略の確立の3点につき、首相より指示を受けたとし、これらに対し、しっかり取り組んでいく決意を表明した。 エネルギー政策に関しては、「正に日本の経済の基本」との考えを示した上で、4月に閣議決定されたエネルギー基本計画の具体化に取り組んでいくことを述べた。 原子力規制委員会で優先的に審査が進んでいる川内原子力発電所の再稼働については、「設置変更の許可が出た場合には、再稼働に向けて立地自治体等の関係者の理解を得るために、国としてもしっかり説明していかなければならない」としたほか、コミュニケーションを図り、地元の要望も十分に受け止めながら対応していく考えを示した。 エネルギーミックスの決定見通しについては、各エネルギー源の安定供給、コスト、環境負荷、安全性などを見据えながら、「できるだけ早く作っていくということでは」などと述べ、また、原子力発電所新増設については、「現段階において想定していない」として、まずは既存プラントの再稼働判断が重要との考えを示した。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |