[原子力産業新聞] 2014年9月18日 第2735号 ＜2面＞

被災地訪れ、食の復興も確認　テスラ社・マスクＣＥＯ来日

新型モデル納車記念式典出席のため、来日したイーロン・マスク・スペースＸ社／テスラ・モーターズ社ＣＥＯは９日、安倍晋三首相を表敬し、スペースＸ社のロケット模型を贈呈した。

安倍首相は、民間でのロケット開発に対し挑戦的なこととして敬意を表したほか、震災後、マスクＣＥＯが福島県相馬市に太陽光発電システムを寄付したことに対しても謝意を表明し、福島県をはじめとする被災地全体にイノベーションの効果をもたらす新たな投資への期待を述べた。

これに対し、マスクＣＥＯは、寄付に際して、「地元食材を食し、現地が安全であることを証明するため同市を訪問した」などと語った。また、テスラ・モーターズ社が日本企業と協力して電気自動車の開発に取り組んでいることについても触れた。

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