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放射性物質吸着剤への活用も 産総研が原子鎖合成産業技術総合研究所は16日、2種類の元素が交互に並んだ原子の鎖を合成することに初めて成功し、その原子レベルの物理特性を評価したと発表した。カーボンナノチューブ内部の微細空間を利用して2種類の元素からなる原子鎖を合成して、電子顕微鏡と電子分光技術を用いて単原子レベルで構造を解析することに成功したもので、注目されているスマートフォンなどの電子デバイスの新材料開発につながる成果という。同時に、現在実用化が進められている放射性物質の吸着剤(カーボンナノチューブ、ゼオライト、プルシアンブルーなど)の吸着性能向上にも活用されるものと期待されている。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |