廃炉で英社と情報交換へ 東京電力

東京電力は、原子炉や廃棄物関連施設の廃止措置に関する技術的知見を有する英国セラフィールド社と9月29日(英国時間)、情報交換協定を締結した。

当初の分野としては(1)サイト運営管理(2)環境モニタリング(3)放射線防護(4)プロジェクトマネジメント・設計エンジニアリング――を設定している。

今回の協定締結を受け、東京電力福島第一廃炉推進カンパニープレジデントの増田尚宏氏は、「国内外の英知を結集して安全で着実な廃止措置を進める上で重要な一歩」として、英国側に感謝の意を表するとともに、セラフィールド社からは廃止措置サイト運営に関する数十年の経験を学び、福島第一原子力発電所の事故対応で得られた教訓も共有しながら、双方にとって有意義な協力関係が構築されるよう期待するコメントを発表した。


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