今夏需給、節電効果が 関西電力

関西電力は9月26日、今夏の需給状況と安定供給に向けた取組実績について発表した。

それによると、同社では、他社からの応援融通も含め、7〜8月の供給力を2960万kWと想定したところ、7月1日〜9月25日では、最大電力が7月25日の14〜15時に2667万kWとなり、この日の使用率は95%に達したなどとしている。また、同期間中の14〜15時の最大電力は、10年と比べ、平均で約13%減少しており、節電効果があったものとみている。

一方、安定供給の取組では、家電販売店やファーストフードとの協力で、時間限定のクーポン発行によるピーク時需要抑制を働きかけるなどしたほか、供給面では、火力発電所で、計10基の定期点検延期、姫路第二新5号機の運転前倒しや、異常兆候を早期に発見するための巡視・監視の強化を図ったとしている。

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関西電力は9月29日、今秋以降も供給力確保に万全を期すため、経済産業省に定期点検延長の申請を行っていた火力発電所計9基・536.3万kWの承認を得たと発表した。


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