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御嶽山 噴火11分前から微動観測 防災研 高感度地震観測網がとらえる防災科学技術研究所は9月29日、同所が全国約800点に観測点を配置し運用する高感度地震観測網「Hi―net」の御嶽山から北東に11km離れた地点で、噴火発生(9月27日11時52分頃)の11分前から火山性微動が観測されたことを発表した。このデータは、気象庁にもリアルタイムで送られ、火山監視に利用されている。 「Hi―net」は、人間活動などによる雑音を避け微小な地震波をとらえるため、地中に掘った井戸の中に、微弱な振動まで高精度で計測できる高感度地震計を置いて観測するシステムで、地球の内部構造解明に関する研究や、緊急地震速報にも利用されている。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |