タービン車軸取替計画変更 浜岡4号機

中部電力は3日、応力腐食割れによるものとみられるひびが確認された浜岡原子力発電所4号機の低圧タービンA〜Cについて、車軸の取替を行うこととした。4号機低圧タービンの復旧は当初、Cの車軸を新品に取り替え、A〜Cの第12段には圧力プレートを設置することとしていたが、AとBについても、早期に車軸の取替が実施できる見通しが得られたことから、圧力プレートをしない計画へ変更となったもの。

また、車軸の取替と合わせて、動翼についても、高サイクル疲労割れを防止するための措置を講じた上で、全数を新品に取り替えることとしている。4号機低圧タービンの復旧は、15年9月末までに行われる予定だ。

浜岡原子力発電所は、11年5月以降、安全性向上対策のため、全号機停止している。


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