泊再稼働後は値下げを 経産、北電料金認可

経済産業省は15日、北海道電力より申請されていた電気料金の値上げを認可した。規制部門では、平均17.03%の値上げが申請されていたが、資源エネルギー庁の有識者委員会による審査などを経て、11月1日より平均15.33%の値上げ認可となった。

13年9月に続く2年連続の値上げとなることから、同社では、前回を上回る需要家の負担増に対し、「深くお詫び申し上げる」としており、値上げ実施日から15年3月末までは、経営効率化の成果をもとに、料金の軽減措置を図るほか、値上げの実施内容や影響額について、理解が得られるよう丁寧に説明していくこととしている。

また、全基停止中の泊発電所については、電力需給と収支・財務両面の改善に寄与するものとして、早急な発電再開に全力で取り組み、営業運転復帰後は、電気料金の値下げを行っていくとしている。


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