[原子力産業新聞] 2014年10月16日 第2739号 ＜4面＞

「ＲＡＣＣＯＯＮ」優秀賞　ロボット大賞　遠隔除染実績評価

経済産業省は１０日、１４年の「ロボット大賞」受賞ロボットを発表した。わが国のロボット技術の革新、用途拡大を喚起することを目的として、将来の市場創出が期待できるロボットを表彰するもの。

「ロボット大賞」（経済産業大臣賞）には、１時間に３万５０００個以上の小型電子部品実装が可能なモジュール型高速多機能装着機「ＮＸＴ�V」（富士機械製造）が選ばれた。また、本紙関連では、小型遠隔除染装置「ＲＡＣＣＯＯＮ」（＝写真、アトックス）が公共・特殊環境部門で優秀賞を受賞、原子炉建屋床面の遠隔除染を実施する装置で、福島第一原子力発電所でも運用されており、その実績と公益性の高さが評価された。

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