[原子力産業新聞] 2014年10月23日 第2740号 ＜1面＞

経産相に宮沢洋一参議院議員　汚染水、最重要課題

小渕優子経済産業相の辞任に伴い、参議院議員の宮沢洋一氏が２１日、新たに経産相に就任した。

宮沢大臣は同日、経産省庁舎内で就任会見に臨み、（１）責任あるエネルギー政策（２）中小企業対策と地方創生（３）成長戦略の強力な推進――を重要施策に掲げ、「全力で経済産業政策を進めていく」などと述べた。安全性が確認された原子力発電所は、再稼働する方針としている。

また、福島第一原子力発電所の廃炉・汚染水対策については、経産省にとっての「最も重い課題」との認識を示した上で、「地元の声に耳を傾けながら進めていく」考えを強調した。

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