原賠条約加盟で法案閣議決定 国際ルール構築

政府は24日、国際的な原子力損害賠償制度の構築を目的とする「原子力損害の補完的な補償に関する条約」(CSC)の国会承認案および関連法案を閣議決定した。

CSC参加については、早期に結論を出し、アジア地域における国際的な原子力損害賠償制度の構築に努めていくものとされ、関係省庁の副大臣会合で検討が進められていた。

CSCは、裁判管轄権の事故発生国への集中、事業者への無過失での責任集中などが規定、国際ルールが整備され、拠出金制度で賠償資金が充実、被害者の迅速、平等な救済・賠償が図られる。


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