ITERに向け来年納入へ 古河電工 超電導ケーブル受注

古河電工は24日、ITERで使用される超電導ケーブル約30トンを、日本原子力研究開発機構より受注したと発表した。15年2月〜16年10月に納入される。

ITERで、ドーナツ状に並ぶトロイダル磁場コイルの中心に位置するセンター・ソレノイド7基(1基は予備)に用いられる超電導導体(Nb3Sn)の製作を日本が担当しており、同社は、このうちの2基分の超電導ケーブルを製造することとなっている。

また、同社が、ケーブルを製作する日光伸銅工場では、全工程を水力発電によるクリーンな電力でまかなっている。


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