原災アーカイブ拠点も 福島県復興本部

福島県は10月27日、東日本大震災の犠牲者への追悼と鎮魂、災害の記憶と教訓の後世への伝承などを目的とした復興祈念公園や、原子力災害に関するアーカイブ拠点の整備に向け、検討を開始した。同日開かれた復興推進本部会合で、県の関係部署より説明があったもので、今後、同本部下に、プロジェクトチームを設置し検討を進めることなった。

原子力災害に関するアーカイブ拠点については、6月に取りまとめられた浜通り地方の復興プロジェクト「イノベーション・コースト構想」にも盛り込まれている。海外では、ウクライナのキエフ市内に、1992年に開館したチェルノブイリ博物館があり、年間約7万人の来館者が訪れ、原子力教育にも供されている。


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