[原子力産業新聞] 2014年11月20日 第2744号 ＜1面＞

被災地への施策を「しっかり」と　内堀福島県知事

内堀雅雄福島県知事は１２日の就任後初の記者会見で、県政の運営についてまず「原子力災害時において一番苦労されている被災地域の皆さん、そして避難をされている皆さん、この方々に対して県の様々な施策をしっかりと進めていく」などと抱負を述べた。

また、原子力政策に関する質問に対し、知事は、原子力事故後の復興が思うように進まず、「現在進行形」だという思いを示し、「原子力に依存しない社会を創る」ことを県の計画に掲げ、県内の原子力発電所全基廃炉を、国・電力事業者に訴えていくなどと述べた。

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