鋳造品生産体制再編、神戸集約 三菱重工

三菱重工業は13日、同社グループの鋳造工場を神戸造船所二見工場に集約するなど、4月1日付で、鋳造品の生産体制の再編を行うと発表した。鋳造に関わる機能を1つの工場に集約することで、内製コストを低減するとともに、生産技術を一元化することで、鋳造品開発力の強化と、総合的な競争力の向上を図るもので、これに伴い、広島製作所と長崎造船所の鋳造工場は閉鎖される。

再編により、14年4月に設置された「鋳造センター」が、火力、コンプレッサー、原子力、製鉄機械などに関する鋳造品の内製や、国内外パートナーの育成指導、全社鋳造製品に対する技術支援など、同社グループの取りまとめを担う。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで