新機構長にCEAのビゴ長官内定 ITER機構

南仏カダラッシュで国際熱核融合実験炉(ITER)の建設・運転計画を進めているITER機構は20日、新たな機構長として仏原子力・代替エネルギー庁(CEA)のB.ビゴ長官の就任が内定したと発表した。

18日から20日までカダラッシュ近郊で開催されていた第15回ITER理事会で指名されたもの。現職の本島修機構長に代わり、来年半ば頃から5年の任期で就任すると見られている。

現地では2016年の完成を目標に、メインの実験炉棟、診断棟、トリチウム棟の3施設で構成されるトカマク複合施設を昨年12月に本格着工。今年9月にベースマット部のコンクリート打設が完了している。


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