「原子力産業セミナー」参加募集中 原産協会 3月に東京、大阪で開催

原産協会は、11月28日、3月に開催される合同企業説明会「原子力産業セミナー2016」の会員向け説明会を開催した。新卒採用を検討する19社が集まり、原産協会からセミナー開催概要、就職情報会社のマイナビからは最新の採用状況等について説明が行われた。同セミナーは、原産協会が06年度から毎年実施しているもので、今年度で9回目の開催を数え、就職を希望する学生たちに原子力産業の社会貢献や働く場としての魅力を示すとともに、企業と学生とが直接対話する場を提供し、原子力産業界への人材確保に資するイベントとして定着している。

昨年度は、東京・大阪両会場で延べ37社が出展、計420名の学生が集まり、参加企業からは、実際の採用に結びついたとの声もある。

今年度は、16年度卒業予定の学生を対象に、3月27日に東京(新宿エルタワー)で、同20日に大阪(新梅田研修センター)で開催される。両会場とも、原子力産業界の優秀な人材確保につながるよう、企業PRや採用活動のための企業・機関による採用活動ブース出展の他、若手技術者による講演会、パネル展示などが企画されている。

また、今回セミナーも、マイナビの協力を得て、同社が運営する情報就職ポータルサイト「マイナビ2016」に、原子力業界の特集を開設し、学生からの業界検索アクションを高め、原子力産業界への就業意欲形成を促す。

原産協会では、1月上旬まで参加企業を募集している。セミナー関連の詳細は、人材育成部(電話03―6812―7101)まで。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで