[原子力産業新聞] 2014年12月18日 第2748号 ＜1面＞

建設中プラントで初　大間の審査を申請　電源開発　規制委に　フルＭＯＸのＡＢＷＲ

電源開発は１６日、原子力規制委員会に、建設中の大間原子力発電所の新規制基準に係る適合性審査を申請した。建設中プラントの審査申請は初めてで、既に、原子炉設置変更許可に至った九州電力川内１、２号機も含め、新規制基準の適合性審査が申請されたプラントはこれで１１社２１基。

大間発電所は、段階的に全炉心にＭＯＸ燃料を装荷するＡＢＷＲで、０８年５月に着工し、震災後、一時建設工事が中断されたが、１２年に再開、重大事故対処施設の工事を２０年１２月に完了することとしているが、運転開始時期は未定となっている。

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