ABB社と送電合弁会社設立 日立製作所

日立製作所は16日、スイスのABB社と、国内向け高圧直流送電事業の合弁会社を設立することに合意したことを発表した。新会社は東京に拠点を置き、日立が主契約者として受注する日本国内の同事業のプロジェクトに、ABBの最新技術を導入し、直流システム部分の設計からエンジニアリング、機器供給などを一括で請け負って、アフターサービスも行うという。両社の出資比率は日立51%、ABB社49%となる予定。今回の合意は、日立とABB社が日本の電力システムの改革に貢献するための戦略的パートナーシップの第一歩と位置付けている。今後、日立とABB社はさらに関係を強化し、協業の範囲を拡げることを検討していく方針だ。


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