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任意裁断高さで断層画像を提供 島津がアプリ発売島津製作所は、X線TVシステムSONIALVISION G4向けに、1回の断層撮影で任意裁断高さの断層画像を提供するトモシンセシスアプリケーションを、12月17日に発売した。 同社は、トモシンセシスをX線TVシステムのフラッグシップモデルであるSONIALVISION Safireに搭載している(オプション)。 10年以上にわたり研究と改良を重ねてきたFPDによるトモシンセシスは、被ばく線量と金属アーチファクトを低減しつつも高精度な断層画像を得ることができるため、整形外科領域や胸部領域、消化器領域などにおいて新たな付加価値を与えるアプリケーションとして活用されている。 今回、より多くの臨床現場でトモシンセシスを利用できるように、多様な検査やさまざまな検査環境に柔軟に対応する多目的X線テレビシステムSONIALVISION G4へのトモシンセシスの搭載を開始した(オプション)。 同社は、SONIALVISION G4を有効に活用してもらえるよう、トモシンセシスの他、歪みの少ない長尺画像を提供する「SLOT Advance」、骨密度測定を可能にする「Smart BMD」をアプリケーションとしてラインナップしている。これら新たな臨床価値を提供する多彩なアプリケーションにより、臨床現場における検査・診断を強力にサポートするとともに、医療機関におけるX線TVシステムの稼働率の向上にも寄与していく考えだ。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |